こんばんわ。あるくです。
皆様は、この3連休、いかがお過ごしでしたでしょうか?
私は、浅草橋に革や金具の仕入れに行ったり、映画みたり、オーダーの作品を作ったり、デザインオーダーメイドの案を考えたりして過ごしてました。…ほとんど革関係だ…。
さて。本日ご紹介したいのはこちら。
以前もご紹介したことがございますが、手帳型、薄型と呼ばれている3ポケットのタイプですね。こちらを、「ルガトショルダー」で仕上げました。
以前、ご注文くださったお客様が、リピーターとしてサンドリヨンと同じ革で作ってほしい!とご依頼くださったものです。
デッキケースって、(特にうちのは革なので)、なかなかたくさんお買い上げってことはないのかな…と思ってましたが、まさかの早々のリピートご依頼。ほんとありがとうございます。
しかも、前回のデッキケースも大切に使ってくださってるとのこと。もう、クラフター冥利に尽きますよね。
さて。
そんなわけで改めて作品のご紹介です。サイズや基本設計は、以前と同じですので、機能面はこちらの記事をみていただくとして。
ルガトショルダーの良さは、何といってもこの深みのある色艶とトラ縞です!
立体感というか奥行を感じるこの独特な染めは、なかなか他の革では出せません。
さらにトラ縞。これは、ショルダーの名前の通り、肩部分を使っているから出る縞模様で、革を裁断する方向、位置で全然別の表情を見せます。そのため、一口にルガトショルダーといっても、同じ柄のものは一つとしてないのです。
あと、光沢仕上げをしてある上に、脂がしっかり入っている革なので、触ってみるとしっとりとした触感に驚きます。これもルガトの魅力ですね。
普段取り扱っている栃木レザーなどより単価が高いのでどうしてもお高くなりがちですが、問屋さん経由で仕入れられる可能性も出てきたので、定番ラインナップにするかも、しれません…。まだ交渉中ですけど、この革の、”無言の説得力”が、大好きなんです。
ともかく。
横長のデザインによって、ルガトの美しいトラ縞が、最大限に映えるデザインになりました。
せっかくのPOCKETのご注文、ちょっとだけ張り込んで、ルガトを選択してみるのはいかがでしょう?