皆様こんばんわ。
革工房月虹のあるくです。
今回のはまとまり切らないので日記扱いで日常カテゴリの投稿です。
先週末だったか。
深夜、TVを流しながら作業にいそしんでいたら、新海誠さん(「君の名は。」の監督さん)と、川上未映子さん(芥川賞作家)の対談番組が流れたんですよ。クリエイター同士が、フィーリングで会話を進めていく対談番組でした。結構感覚的な言葉が飛び交って、当人同士はそれが通じてて、何というか芸術に生きる人たちの会話だなーと思いながら、結構興味深く聞いてました(作業中なので目線は手元)。
あ。ちなみに。まだ「君の名は。」は見てないです。
見る気はあります。カップルに混じって激混みの中見る覚悟が無いだけです…。もっと空いてから見に行くよ…。
で。その対談の中で、「貴方のイノセンスってなんですか?」って話題がありました。普通に会話が成立してたので、何かの用語かと思って調べたんですが、
デジタル大辞泉より
イノセンス(innocence)
うん。さっぱりわからん。
ただ、文脈やその後の話の流れからすると、どうも「原体験」みたいなニュアンスだったようです。
ちなみに、原体験はこういう風に言い換えるらしい。
デジタル大辞泉の解説
げん‐たいけん【原体験】その人の思想が固まる前の経験で、以後の思想形成に大きな影響を与えたもの。
出典|小学館
大辞林 第三版の解説
げんたいけん【原体験】記憶の底にいつまでも残り,その人が何らかの形でこだわり続けることになる幼少期の体験
↑まぁ、なんとなくわかる気もする。
で。
じゃぁ、自分にとっての原体験ってなんだろう?って思ったわけです。
前置き長かったけどこれが今日の本題。
レザークラフトにドハマリしちゃったあたり、まぁそれなりに納得のいく原体験くらいあってもいいかなと思って振り返ったわけですが。
改まって思い返してみると、中々ピンとこないんですよね。まぁ、子供のころから工作とか大好きでしたし、初めて語った将来の夢は、「発明家」だったはずです。……何を発明する気だったんだろう……。
とりあえず「形にする」ってことに意義を見出すタイプだったのは確かです。同時に、物語とか空想も、大好きだったんですが。
原体験って幼少期でないといけない気もしますが、何か作るのが好きだった気質と、小・中学時代にハマったTCG(当時はMTGと遊戯王が二強でしたかね)。あの時に感じてた、デッキに自分を投影する感覚。そんな思い出があったから、こういう作品作りを始めたのかな、と後付けで考えたりしてます。
実際のところ、こういうのは大体は後付けの理屈で、ほんとに思いついたその時は、特に理由もなく「コレだ、俺がやりたかったのはコレなんだ!」って謎の確信があるんですよね。
そんなこんなで、今日もデッキケース作りに励むわけでした。
そろそろ寝ないと。おやすみなさい。